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2008年9月

2008年9月29日 (月)

噛めば咬むほど・・・・・

あまり 話題に上っていませんが、↓こんな裁判がありました。

中国製の安価な入れ歯や差し歯の輸入で、仕事が脅かされているとして、全国の歯科技工士81人が中国製の「義歯」禁止を求める訴訟を東京地裁に起こした

歯科技工士法は義歯製作者を国内の歯科医師と歯科技工士に限定しているが、岩井伸晃裁判長は、 「法は公衆衛生の保持を目的としており、個々の歯科技工士の利益を保護したものではない」と述べ、 原告の請求を退けた。

歯科医療の現場では近年、主に中国で製作された義歯が使われるケースが増えているといい、 訴訟では「海外製の義歯は無資格者が作った可能性が高く、安全性も疑問」と主張した。 しかし、判決は、義歯の輸入実態や安全性には踏み込まず、義歯製作の規制のあり方についても、「国の裁量に委ねられる」と判断した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080926-OYT1T00825.htm
(2008年9月26日23時44分  読売新聞)

技工士サイドの敗訴でした。
感想は、
う~ん。戦う前から って感じもしない訳ではありませんな。

・無資格者が作った可能性
・安全性も疑問

この2点きっちりと証拠集め出来なかったんだろうか。

被害があれば そのあった事例とCSIみたいな科学的分析等の根拠を示せばもっと違った結果だったかもしれないと思うのですが。

テクニシャンの権利を守る為なら お役所行くべきですしね。

↓はWebで見つけた 話です。

中国製の食品や玩具から毒性が検出されて内外で問題となる中、米国歯科技工所協会(NADL)から、中国で製作された義歯修復物から(210ppmの鉛が検出されたという。義歯から検出された210ppmの鉛は、玩具の回収目安90ppmを大きく上回り、)「危険なレベルの鉛が発見された」と報告された。さらに、ボストン大学歯学部が追加調査した結果、鉛に加えて「放射性アイソトープ・トレース」が含まれていることも明らかになった。米国歯科医師会(ADA)は「非常に深刻な事態」としている。

https://news.cabrain.net/regist.do;jsessionid=F0C70FAEC7153366F9A22F586DCFE2AC
(3月14日13時3分配信 医療介護情報CBニュース)

こういうところ アメリカ人は凄いです。

歯科医院が発注すると言う事はコストの問題でしょうが、最近中国製食品で死者が出ている中 患者さんは納得するもんでしょうか。それとも 三笠フーズみたいに 説明しないのかな。歯科とは言え医療って仁術でしょう 輸入するなら 欧米 特にマイスター制度の有るドイツなどから 輸入すれば如何でしょう??

噛めば咬むほど鉛出るじゃ困りますよね。

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2008年9月27日 (土)

ライオンズが6年ぶりに1位確定しましたな

埼玉ライオンズが4年ぶりに優勝と報道されていました

鷹党の私としましては 一言愚痴りたい気分であります。

4年前はホークスが1位通過でしたが優勝では無かった

そう CS元年 初のパリーグのプレーオフで現在とはルールが違います、今年のように1勝のアドバンテージも無く第一ステージから日にちが開くので(フランチャイズで戦えるので有利ですがそれよりも)1位通過の方が不利でした。

小生 家族共々プレーオフ第二ステージ第4戦を福岡に観戦に行きました。ダイエー最後の年で倉野投手の好投と宗ちゃんのHRなどで快勝でした。もし1勝のアドバンテージがあれば優勝の瞬間が見れたのです・・・・。

CSに制してパリーグの覇者になったら4年ぶりを使ってください。

はい 負け惜しみです。しかも今年は1位通過が優勝でCSはあくまで日本シリーズの出場権を争うシリーズと位置付けていますからね。

私と違い 王監督は早速に祝福のコメントを出されていました。

思えば 王監督が退任会見で話された 14年で一番の反省点の”監督生命をかける”この発言が逆に選手にプレッシャーを・・・・より1位通過の重圧に負けた2004年のプレーオフに 始まっている気がします。

(因みにこの年は初のストライキが有り たしかホークスは2位のライオンズと2試合流しています。もし1勝していたら5.5ゲーム差となり1勝のアドバンテージがありました。)

遡って パリーグの元祖プレーオフは(パリーグは昔から観客動員のために色々考えていたのですよ)昭和48年に初めて2シーズン制が導入し 前期優勝の野村南海ホークスと後期優勝の西本阪急ブレーブスとの対決となり、32敗で南海が勝利、パ・リーグの優勝を決めた。

所謂 ノムさんの死んだふり作戦ですね。

やはり戦略戦術に長けた監督が良いのかなぁ

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2008年9月25日 (木)

この日が来るのが恐かった

ソフトバンクの王監督退任

シーズン前から 分っていた事なのに

やはり  寂しい

自分自身これほど 寂しく成るとは思っていなかったので

なんか ヤル気が 失せています。

健康の事と今S成績の責任だそうです

思えば 今年は最高の出足でスタートし(開幕5連勝)

交流戦も優勝し、後半戦に弾みがつくと思っていましたが

9月の思わぬ失速で、王監督も会見でどうにもならなかった と言仰って いたように

これほど 投打の噛合わないのは記憶に無いぐらいでした。

投手が抑えたら 打てなく

打者が打てば 投手が頑張れない

あと けが人も多かった、

主力が殆どベテランなので 予想出来たかもしれませんが、

一人復帰すれば一人抜け

まともに揃ったのは何日あったか と言う状況でした。

ただ 今年はここ最近に無く 若手が成長した年でも有りました

監督が会見で名前を挙げた

松田 長谷川 中西 小斉 など来Sから楽しみです。

この話の時に王監督は

”今はベテランとの競争だが今頑張らないと 次は後輩と競争しなければならない”

これって私たちにも言えますよね。

戦術、戦略的にはノムさんやバレンタインのようなしたたかな感じではなく

まさに王道だったと思います。

イチローが言うように人柄的には 外から見ていても分るぐらいに

最高の人だったでしょうし、実績共に申し分無く

世界に通用する オシが効く 監督はもう現れないでしょう

なにしろ 職業野球の一球団の監督の退任報道が

全国ニュースのトップで扱われるほどですから。

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