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2009年11月11日 (水)

裁判は現実です

「あなたは芸能人として活動され、いろんなドラマや映画でいろんな役をされていたようですが、残念ながらこの事件、裁判は現実です」 これは公判中の裁判官による説諭ですが。

覚せい剤取締法違反罪に問われた女優酒井法子被告(38)の判決公判が11月9日、東京地裁であり、村山浩昭裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
http://www.jiji.com/jc/v2?id=20090810sakai_noriko_under_arrest_01

村山裁判官は鋭い指摘をされていたようですが、やっぱり日本はクスリには甘いなぁと思ったのが 正直な感想です。外国では 覚せい剤の犯罪で死刑に成る国も存在しますしネ。現場から逃走して、しかも体から薬物反応が消えるまで隠れて 常習性まで認められたのに執行猶予付きは意外でしたナ。
ただ 保釈後にTVでアッ子さんとかも指摘してた“女優のオーラ”は裁判官の鋭い突っこみで消えたようで。

おまけの話
凄い視聴率が取れるからでしょうが、のりピー報道の過熱振り(NHKでさえ)は凄まじかったですネ。清純派トップアイドルの転落と言う人生のギャップに関心を集めたのしょうか?
もっと直接的に言うと人の不幸が嬉しいのでしょうか?“人の不幸は蜜の味”ってネ…。
この前ジャーナリストの田原総一朗氏がラジオでこの話(のりピーの過熱報道)で面白い例え話を披露されていました。
「ある時 ごく普通の何処にでも いそうなお婆さんに尋ねました “今まで生きてきた中で一番腹の立った悔しかった事って 何でしょう?”すると老婆は “隣の家に蔵が建った事です”  “逆に、今まで生きてきた中で一番嬉しかったた事って 何でしょう?” と聞き返すと老婆は  “その隣の家の蔵が火事で燃えた事です”と答えたそうです」 と。
人間の心理の奥の中はこんなものなんでしょう。私もそうなのかもしれませんが。

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