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2011年8月15日 (月)

直木賞より本屋大賞

我が家ルールで、仕事か勉強以外ではエアコンは付けてはいけない ってのがありますので。
休みの昼間は娘が宿題を始めると便乗して 娘の部屋に入れて貰います^^;
ただ、邪魔はしないようにと嫁さんに言われていますが。
TVは論外、昼寝はもっての外、PCも音が煩いのでNG、漫画は気が散るし、残るは週刊誌か読書って選択肢しか残らないので
この盆休みは昨年の本屋大賞1位の冲方丁氏の天地明察を読みました

読んでみて本屋さん(や職員の方が)が読んで欲しい本のランキング1位に選ばれるだけの事がある本だと思いました
内容は歴史小説でありながら血の一滴も流れないですが、その代わり時が流れます。
一言でいえば改暦の物語です。
いかに優れた暦でも800年も続くと誤差が出てくる訳で、
その誤差が見逃せないほどに成って来たので日本オリジナルのものを作る という話です。
しかもノンフィクションなので実在の人物が登場します
司馬遼太郎が坂本龍馬 吉川英治が宮本武蔵を発掘したように
主人公に渋川春海を使った事が後の世に傑作と称されるかもしれませんネ。
また、この物語では関孝和という算術の天才を登場させ、数学への憧れ、う~ん尊敬のような(いや違うな…)
まぁ壮大な算術物語として描いています。

諸説ありますが、西洋の微分積分学の発展とは独立に、方程式の求根の際に導関数に相当するものを計算したり、求長や求積に関する業績を挙げている。これをもって、ニュートンやライプニッツよりも前に微分積分学を創始したと語られる)

まぁ、盆明け週末から涼しく成るそうなので ご一読あれ

おまけの話
何時かは小説を書きたい(特に時代小説) なんて途方もない夢を抱いていましたが、
この本を読んで まぁ、ブログだけにしておこうと 思いました^^;

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コメント

こんにちわ、相変わらず猛暑が続く横浜ですが、我が家の女性軍達は暑さに弱くエアコン大好きなので我が家では「節電より熱中症のがコワイ」とエアコンがフル活動しています。

日本独自の「和算」をドラマにした番組を以前にNHKで見たことがありました、西洋の数学にも負けない優れたモノと紹介されていましたっけ、年貢の取立てやら土地の所有をめぐって数学は昔から必要なモノだったのでしょうね。

仕事場の流しの排水栓から石膏トラップの繋がるホースに穴が開き水漏れが発生!慌てて近所の日曜大工用品ショップに行きホースを探すも取り付けネジの径が遭わず、排水栓のトラップごと交換しようと思いましたが、こんどは排水栓が取り外せず(もう30年以上前のシロモノ)結局古いホースに新しいホースを継ぎ足してなんとか漏水を封じ込めることができました、プロの頼めばナンテことのない作業なのでしょうが知識のない素人には如何ともしがたい作業でした。

パソコンは新しいモデムがサーバーより送られてきて交換したら簡単にネットに繋がるようになりました、なんでも落雷により故障するモデムが多発しているようです。

投稿: JOHN | 2011年8月16日 (火) 16時45分

こんばんは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
今日も暑かったですね。ただ、本日から仕事だったので久々の一日中エアコンで快適でしたが^^;

ご指摘のように、当時の日本の数学力は凄かったと驚きました。三平方や微積分が当たり前だったとは。
渋川春海が生きた時代は戦国から太平の時代に変わった時ですから、尚更学問が奨励されたのでしょうか??

私も怖くなってきました、もうすぐ台風のシーズンなので、雷ガードタップ付けようかと 考え中です

投稿: 45net | 2011年8月16日 (火) 21時31分

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