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2011年9月27日 (火)

民主主義の崩壊が始まった推定有罪の国

今朝の衆議院予算委員会で質問に立った野田総理と同じ年の石破氏は質問の前に共にロッキード事件を見てきた同世代と強調していましたが、
おなたのお父様は“田中は絶対無罪だ”と仰有ったんですよ。

さて、小沢叩きの急先鋒達でも驚いた判決が出ましたネ。
陸山会の虚偽記載(記載ミス)裁判ですが、それはなんと主要な供述調書がほぼ却下されたのに、ほぼ検察の主張通りの判決が出ました。

登石裁判長殿よ、本気で虚偽の証言で服役中の水谷建設の元社長の証言を認定するつもりか??
しかも元会長や運転手も否定したのに、もっと言えば検察ですら立証できなかったのに。

それにしても、供述証拠が却下されたのに状況証拠だけで有罪にする裁判、平たく言えば証拠なしで裁判官のさじ加減で判決を下すという裁判が先進国の日本で行われるとは思わなかったですネ
ここは中国か!こりゃ世界から馬鹿にされますナ

夕方のNHKでのヤメケン若狭弁護士のコメントを聞くとこの判決の怖さが解ると思います。
「今回は供述証言を却下し証拠調べもしていない。供述に頼らなくても状況証拠だけで有罪とすることが可能だと示したことは、特捜部は非常に大きな力を得たと言えると思う。」
また江川紹子氏は「裁判官の価値観、想像で物語を組み立ててるのは危惧を覚える。裏付けがないものを事実と断言してしまうのは非常に危険」

今度は我々国民が裁判官審査委員会に申し立てましょう!
う~ん、そんなのないけどネ

おまけの話
噂ですが、超想定外の勝利に検察官は酒杯を上げて大盛り上がりだったとか…。
あと、官僚、検察、裁判所、何でも作り変えれた進駐軍がそのまま残した意味が最近分かりかけてきました。
まぁ、米国のポチも楽で良いのかな…。

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コメント

おはようございます、爽やかな秋らしい朝を迎えた横浜です、毎朝の徒歩通勤も涼しくなったお陰でラクになりました。

小沢秘書の裁判は意外な展開になりまたネ、まあ真偽は藪の中とは言え、もっと証拠を並べてからの結審をして欲しいモノです、小沢さんは今後どのような形で自分の潔白を述べていくのでしょうか、長い裁判になりそうですが見守っていきたいと思います。

投稿: JOHN | 2011年9月29日 (木) 09時28分

こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらは昨日から曇り空ですが 雨を降らすような雲ではないので、涼しく過ごし易いです。

陸山会裁判について鳥越 俊太郎氏は作文裁判と酷評していたように Web上では裁判を評価する記事書き込みは皆無ですね。
米国国防省がインターネットを民間流用していなかったらと思うとゾッとします
なぜなら 紙の情報(新聞)とTVしか情報源は無かった訳ですからね

投稿: 45net | 2011年9月29日 (木) 11時35分

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