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2011年10月26日 (水)

原発を考える

今週から涼しくなりましたね というより肌寒い感じさえします。
気が付けば今週月曜日が二十四節気の第18霜降(そうこう)で
あれほど暑かった夏には秋は来るのかと思っていたものの、確実に季節が進んでいるのが実感できます。

さて、冬は夏より電気需要が増えると言われていますので 一層の節電が叫ばれます。
そんな中,原子力委員会の小委員会は25日,損害賠償など原発事故に伴うリスクを考慮しても依然“割安”との試算を出しました
ただ、賠償額が甘いとの指摘がありますので、今後も議論されていくと思いますがネ

原発廃炉が叫ばれる中、やっぱり原発が安いのか という印象を持ってしまったのは否めませんが
この夏の節電状況を聞くと企業が27%節電を達成したのに、家庭は7%(各電力会社平均)にも達しなかったと聞きました。
う~ん、節電、原発廃炉と叫ぶ割には我慢できなかったという事で結局この夏は企業努力で乗り切れたという事ですナ

元々私は原発については孫さんと同じでニュートラルな感じでしたが、
ご存知のように、原子力発電所の電力は発電させる為の水蒸気は核分裂反応によって発生する熱を使っているわけですが、よくも 人間が制御できないもので運用しているものだとビックリして
こりゃ 一刻も早く止めるべきで 世界中の原発を廃炉にするべきだと思いました。
ただ、もっと掘り下げて勉強してみると、そう簡単ではないと感じました。

核分裂反応にウランを使っているのですが、これが超難解で理解?に相当時間がかかった訳ですが^^;

ウラン235の核分裂の結果、核分裂片以外にも2 - 3個の中性子が発生するのである。この核分裂反応で発生した中性子は、他のウラン235に吸収され順々に核分裂反応が起こっていくことになる。この反応を核分裂連鎖反応と言い、連鎖反応の進展程度を示す増倍係数k が1.0以下の状態を未臨界、1.0の状態を臨界、1.0以上の状態を超臨界と言う。尚、中性子を吸収したウラン235は必ず核分裂を起こす訳ではなく、15 %程度の確率でγ線を放出し、ウラン236のまま基底状態に陥る事がある。
また、核分裂反応時は反応前の質量よりも反応後の質量の方が小さくなる。この質量差がE=mc2の関係式に基づき、膨大なエネルギーへと変わっている。このエネルギーの殆どは熱エネルギーへと変わり、原子力発電ではこの熱エネルギーを元に発電するのである。Wikより

まぁ、かなり強引にまとめると、自然界では絶対起こらないような低確率な核分裂核融合を人間が起こす事が出来るようになったが、一度燃やした核を止める技術はまだ持てていない。しかも核融合後発生するプルトニウムの放射性物質の半減期は(プルトニウム239)約2万4000年におよぶ と 最終処分場を持たない日本は永遠に使い続けなければならないと言う事なんですね…。
原子炉の専門家が原発を“トイレの無い超高級マンション”と例えた所以ですネ

逆を言えば福島第一の3号炉(再利用のプルトニウムを使っています)の様に永遠に再利用出来る訳ですが。
これが悪魔の囁きなんですね。日本は資源不足で太平洋戦争に突入したように あっ、、、この話は止めておきます。

企業努力に頼るしか 節電が出来ない事が分かった訳で、文明開化以前の生活でも良いというなら別ですがネ
ただ、小型の原発で役目を終えると原子炉ごと処分できるものも開発されたそうなので そんな道もあるのかなぁと。
誠に不本意で悲しい事ながらこれからも原発と上手く付き合っていくしかないという結論に達してしまいました。

おまけの話
福島第一の3号炉の様な核の再利用(プルトニウム)を原料にした原発は米国は無いそうですね。
米国は日本を実験台にしているのか??

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コメント

おはようございます、今朝の横浜は今期1番の寒さじゃないでしょうか?これからNHKの朝ドラを見てからの出勤なのですがゴソゴソと押入れの中の冬服を探してしまいました。

原子力問題の問題の難しさはまさに「トイレの無い超高級マンション」この言葉に集約されているようです、しかし原子の持つエネルギーの魅力は捨てがたいモノがあります。
地球温暖化の防止、安全で使いやすく、誰もが自由に使える夢のようなエネルギーなんてあるのでしょうか?

投稿: JOHN | 2011年10月27日 (木) 08時07分

こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらは予報では冷えるとの事でしたが、それほどでもなかったです。
それでも20度を(日中でも)超える事は無いと思いますが。

今日のネット報道では北欧の研究グループが放射性物質放出量、日本政府推計の2倍えお超える可能性が有ると発表しましたね(英科学誌「ネイチャー」が25日の電子版)
しかし、小沢さんが事故を受けて最初に言った「領土が減った」発言 当時日本の記者クラブメディアは冷ややかでしたが、現実味を帯びてきましたね。もはや永遠に住めない地域が出た事を認識するところから始めないといけないですね。
そうすると最終処分場も日本に作れるかもしれないし。
しかし、どえらい事をしたものです。

御存じ用にクリーンエネルギーは沢山ありますが、ネックはどれもお金が掛かる事と、基本的に電機は逐電が難しい事ですね。2~3倍の電気料金を支払う決意があるなら良いのですが。

ご指摘の「トイレの無い超高級マンション」はインプラントにも言えますよね。
以前ご紹介いただいた口腔ケアーでの話でインプラントの末路の悲惨さが解りました。
う~ん、この事も色々な意味でやるせないです。

投稿: 45net | 2011年10月27日 (木) 11時08分

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