死刑制度考
光市母子殺害の最後の審判が下されました、最も重い極刑に。
まず率直な印象は13年はあまりにも長かったと感じます。
この事件のようにマスコミ大きく取り上げられ、ここまで注目されると、裁判を利用としているとしか考えられない人たちが顔を見せます。
死刑制度廃止論者の弁護士さんとかですが。
そんな強力弁護団が主導した平成19年の差し戻し控訴審での
「死者を復活させる儀式だった」
「押し入れに、ドラえもんがいると信じていた。4次元ポケットで何とか(再生)してくれると思った」
これはあらゆる社会問題までに発展しました
現大阪市長で弁護士の橋下徹氏がテレビ番組で、主任弁護人の安田好弘らが最初の最高裁の弁論に欠席したことにも触れ弁護団を弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたいと呼びかけた時がバッシングの頂点だったですネ
検察が公開した元少年から知人にあてた手紙を読むと、元少年は死刑に成るなんて予想していなかったのは明らかで、もしかしたら犯行もそんな思いで実行したんじゃないかとさえ思ってしまいます。
「無期はほぼキマリで、7年そこそこで地上にひょっこり芽を出す」
「犬がある日かわいい犬と出合った。そのままやっちゃった。これは罪でしょうか」
私は死刑廃止論についてどちらでもなくニュートラルな感じで、無期懲役のような事実上期限の有るあいまいな事をしないで、
終身刑とかアルカポネが言い渡されたみたいに懲役300年なんて刑が有っても良いぐらいな意見でしたが、
死刑判決が増えると もしかしたら抑止力に成るのではと考えるようになりましたネ
これから刑が実行されるまで、元少年には足音が聞こえるたびに震える日が続く事でしょう
ドラえもんは助けてくれない
おまけの話
司法の大改革をもたらした戦いをした本村洋さんですが、当初は会社に迷惑が掛かると思って退職を上司に願い出たそうです。
その時上司はこう言ったそうです
「労働も納税の義務も果たさない人間の主張を社会に訴えて 誰が聞くというのか。君は社会人たりなさい」
当時この上司の言葉に感動し涙が止まりませんでした
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コメント
おはようございます、昨夜から冷たい雨が降る横浜です、今朝はいつもより早くカミサンに起こされて娘を最寄の駅まで車で送りに行かされました、なんでもカミサンと娘が寝坊したらしく雨も降っているコトだしオヤジの出動となったようです。
光市母子殺害裁判の判決について、私は当然で正しい判決と考えています。
死刑制度についても存続は止む無しと考えます、色々なケースがあるので慎重に考慮しなくてはならないのは当然ですが加害者の人権より被害者の心情を考慮するべきなのだはないでしょうか?また死刑制度の存在が犯罪の抑止力に多少は貢献するのだはないでしょうか。
今回のような非人道的な犯罪は確かに社会の教育問題とか、生活環境とか多くの根源があるのでしょうが、自分の身に起きお変えれば「気が狂う」と思います。
投稿: JOHN | 2012年2月23日 (木) 09時35分
こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらも一昨日からの雨で鬱陶しいですが、気温はそこそこ上がり、過ごし易くなりました。
私も同様で、駅への送り迎えはド定番です^^;
今回の事件については、父親の暴力や母親との異常な親子関係、その母親の自殺等に情状酌量の余地も有った中、例のドラえもんだの儀式だのと主導した弁護団の裁判方法に問題があったとの指摘があるようですが、知人にあてた手紙を読む限り(もっと凄い内容も有りましたが省きました)やっぱり悔い改めようとしない犯人にあると思います。
正にご指摘の通りで、自分の身に置き換えれば本村さんが最初言った「私が(殺して)裁きます」
そんな心境に成る事でしょう。
死刑制度については本文にも書きましたが私はこの事件から考えが変わりました。
本文で省いた元少年大月死刑囚の知人にあてた手紙
マスコミを通じて意見を発信する本村さんを「ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました」と批判。さらに「(刑期を終えて)キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも」と、さらなる犯行まで“予告”した。
投稿: 45net | 2012年2月23日 (木) 12時03分