« ある選手の覚悟と決意 | トップページ | ひどい話 »

2012年3月28日 (水)

春の改定

今をときめくAKB48の絶対的エースの前田敦子さんが卒業すると宣言しました。理由は後輩に道を譲ると
聞けばまだ二十歳なのに、AKBは短大かって突っ込んだ貴兄の皆さんも多いでしょうか。
それにしてもこのニュースが報知新聞の一面を飾ったそうですけど、ナベツネさんも他紙を批判する前に身内を見限るご自分の所を叱りつけたら如何でしょう。

さて、卒業や入学のシーズンの春には診療報酬の改定が行われます。

平成24年4月1日実施 歯科診療報酬改定について
http://www.nichigi.or.jp/gikojounei/H24-4shinryohoushu.html

インレー、FCK、ポンテックや有床義歯もそこそこのプラス改定だそうです
歯科技工の技術料に正当に反映されると良いのですが^^;
技工士会は補綴点数が上がったのは技工士会の活動の賜物と胸を張りますがどうなんでしょうネ
全体的には1.70%だそうですから、いつものパターン(飴と鞭)で下がっている項目もあるのでしょうか
そんな中、私が注目したのは
全部鋳造冠(FCK)が全部金属冠と表記が変わった事でしょう
これはキャスト(鋳造)しなくても良いと言う事で、年配の大先輩の技工士さんならお馴染みの*バケツ冠を思い出した方も多いでしょうか。
そんな退化する訳がないので、おそらくCAD/CAMを保険適応する布石なんでしょうかネ
そうなると1千万ぐらいする機械を入れれるところとそうでない所と二極化され、保険の単純な補綴物のみを製造している所は淘汰される方向でしょうナ
今の所 操作性や適合と使用金属の問題が立ち塞がっていますので、今すぐ普及するのは困難でしょうが、近い将来普及するのは間違いないでしょうネ。

*バケツ冠/精密な鋳造技術のなかった(若しくは保険適応外の時代)に作られた 平面の薄い金属の板を打ち出して歯に被せる方法。
現在の歯科業界では“昔の古い冠”“精度の悪い冠”の蔑称として使われています

おまけの話
それにしても さぁこれから日本のプロ野球の開幕前でワクワクしているのに 何故読売はメジャーリーグを呼ぶんでしょうネ
水を差された感じです。
25日の日曜日のデーゲームの阪神とマリナーズが4万以上入ったのに、ナイターの読売とアスレチックスが2万強だったのは、
読売が長年に渡って数十億も裏金使い選手を掻き集めても 
イチロー君一人の人気に敵わなかったと言う事でしょうか
あと、ムネリン開幕メジャーおめでとう!

|

« ある選手の覚悟と決意 | トップページ | ひどい話 »

医療」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、すっかり春らしくなった横浜です、まだまだ安定した春ではないものの昨日今日と暖かい日差しが続いてます
私のところにも飲み仲間」から早速「花見」の集合がかかりました、4月8日に小田原城とのこと、桜の咲き具合わ如何なモノでしょうか?

前田敦子さんの卒業宣言、私には羨ましく思いました、私もいい加減「技工士」を卒業したいと思っています、現役引退して「技工評論家」なんて職業はナイでしょうか
「この咬合面の隆線は素晴らしい」とか他人の仕事にケチを付けてメシを食うってのもヨイかも(笑)
しかし現実は、、、、、
一体この先いつまで仕事を続けていられるやら

診療報酬の改定、私には関係無さそうです
それより45netサンが注目された「全部鋳造冠(FCK)が全部金属冠と表記が変わった事」この記事に私も気になりました、私はインレー、クラウン等は金属の削り出しよりレジンとかの高分子化合物の成型になるのでは?と考えていますが、いずれにせよワックスアップ→鋳造→研磨の時代はそう永く続かないと思います。

ちなみに私が技工学校にいた頃、私の1年上の先輩方は「開面金冠」とか「バケツ冠」の製作実習がカリキュラムに入っていましたっけ(驚)

投稿: JOHN | 2012年3月29日 (木) 09時26分

こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらも今日は春らしい良い天気です。
ただ、週末また崩れるそうですが、今年は寒の戻りを何度聞いたでしょうかね^^;

歯科技工は健康に気を使って、仕事量を考えれば 死ぬまで出来る仕事だと思います。
技工評論家は難しいでしょうが、医院とラボを繋ぐ仕事は可能性があると思います。
今存在するような○田不精密の営業崩れの営業ラボみたいなのではなく。医院とラボのニーズを聞いて斡旋するみたいな。
ワンマンラボの営業負担はかなりのウエイトを占めますのでね。歯科(材料)商店のような技工商店なんか どうでしょうか。

削り出し補綴物は30年前のデンタルショーでDOS/Vしかなかった時代にCGで再現する 未来の技工 なんて講演聞いた時は胸が躍りましたが
初めてみた十数年前の某不精密さんのセ○ックに落胆した事から考えると、ここ2~3年のCAD/CAMの進歩は凄いですね
ただ保険適応目指すならコスト面と薬事法クリア他、ハードルは高いですが

ハケツ冠は乳歯冠の実習がカリキュラムに入っていましたので、バケツ冠は今でも作れます。
聞くところによると、製品はまだ作っているそうなので、もしかしたら金属高騰の今、表記が変わった事もあり ニーズが有るかもしれませんね^^;

投稿: 45net | 2012年3月29日 (木) 11時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春の改定:

« ある選手の覚悟と決意 | トップページ | ひどい話 »