ドジョウの次はビートルズ
昨日の四月馬鹿(エイプリルフール)には何か気の利いた嘘をついてやろうと毎年考えるのですが、今年も思いつかないので 只々騙されるだけでした^^;
さて、野田総理がTPPの交渉参加への決意の例えで
「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」と強調した上で
「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と言ったそうですが、
ん??日本は大麻所持で逮捕されたポール・マッカートニーで米国は射殺されたジョン・レノンという事ですナ
しかも二人は喧嘩別れしますがそれでも良いのですがネ
ビートルズを例えに出すのはおこがましいのでせめて日本公演で前座だったドリフにしたら良かったのに、米国がいかりや長介で日本が志村けんで日米一緒に成って世界が全員集合!みたいな そんな事を家で呟いたら 嫁さんが
「余計に分からん Help!」^^;
そんな野田総理にはスピーチライターっていないのですかネ
最近の政治家 特に民主党の政治家は脱官僚を掲げスピーチも「自分の言葉で話す」とメモも持たずに記者会見をしているなんて話を聞きますが、失言も増えるだろうし、寺島実郎のような机上の空論しか描けないブレーンしか持たなかったので“最低でも県外”なんて聞き心地は良いけど実現不可能な発言をして叱責され、挙句に官僚も動かない(機能しない)なんて事に成っている様です。
世界から注目されているオバマ大統領のスピーチを20代のスピーチライターが書いてるって報道されていましたが、
概ね 相手にうまくメッセージを伝え、信頼を獲得しながら尚且つ動機付けを与えるようなスピーチだとの評価です。
例えばノーベル平和賞の切っ掛けと言われ、20代のスピーチライターが書いたとされる2年前の核廃絶演説です
私たちは、20世紀に自由のために戦ったように、21世紀には、世界中の人々が恐怖のない生活を送る権利を求めて共に戦わなければなりません。そして、核保有国として、核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任があります。米国だけではこの活動で成功を収めることはできませんが、その先頭に立つことはできます。その活動を始めることはできます。
従って本日、私は、米国が核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意であることを、信念を持って明言いたします。私は甘い考えは持っていません。この目標は、すぐに達成されるものではありません。おそらく私の生きているうちには達成されないでしょう。この目標を達成するには、忍耐と粘り強さが必要です。しかし今、私たちは、世界は変わることができないという声を取り合ってはいけません。「イエス・ウィ・キャン」と主張しなければならないのです。
http://japanese.japan.usembassy.gov/
スピーチの差を考えたらTPP交渉の先行きは言わずもがなでは…。
おまけの話
今年は日本が桜を米国に寄贈してから100周年を迎えます。
実はその3年前に桜を米国に寄贈しましもののこれには害虫がついていたことが発覚し,現地で全て焼却処分になったそうです
尚、日本から米国へ3000本のサクラの木が寄贈されて今年で100周年を迎えることを記念して米国郵政公社はワシントンの桜の風景をデザインした切手を3月24日に発行するそうです
http://iipdigital.usembassy.gov/st/english/inbrief/2012/03/201203192394.html?distid=ucs#axzz1pZ4TA9xR
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コメント
こんにちは、午後から台風並みの嵐がくるとかでドンヨリした天気と強風が吹きまくる横浜です、夜になって帰ってくる娘が心配です
アメリカと日本は「ジャイアン」と「のびた」
のような気がします、ポールとジョンはまだ平等の立場ではなかったのでしょうか?
アメリカ人は自分の考えを演説やらスピーチするのが上手いですね、日本人はその点どうもイマイチ、小さい頃からの教育の差なのでしょうか。
キング牧師の1963年のニューヨーク大行進時の「私は夢を持っている」で始まる演説には心を打たれました、そしてオバマ大統領の出現、浪曲好きな私にはナントモ胸が熱くなった想いでした。
さてさて私のラボの税務調査ですが半日で終了!
昨年の売り上げが落ち込んでついに消費税を払わなくてヨイことになり、それについての帳簿調査で、今まで消費税の簡易計算区分を「第4種」になっていたのを発覚「第5種」に改めさせられました、そしてその分の差額を追徴されることになりました
消費税の簡易計算区分なんて税理士に任せていたので「第4種」のままだったなんて気がつきませんでした(私のミスです)
しかし他の調査には問題は無く10時から12時までの2時間程度で引き上げていきました
歯科技工は「製造業」であって「サービス業」とはナントモ馴染まないのは私だけでしょうか、この先技工料金の直接請求がなされるのならまだしもそんな夢はかなわないでしょうし
投稿: JOHN | 2012年4月 3日 (火) 13時17分
こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらも台風の様な強風で、真っ直ぐ歩けないほどです。
こんなすごい風でも我が家に先週から帰ってきた燕は健気に餌を運んでいます。
税務調査大変でしたね、弊社は消費税を払わなくなってかなり経つので、そんな事も有ったなぁと思い出しました。
日米関係はご指摘の「ジャイアン」と「のびた」が適切な例えの様な気がします。
日本の場合スピーチは官僚が作文すると思いますが、お勉強が出来る事と人々の心に届くスピーチを考えれる事は比例しないという事でしょうね。
その点昔の政治家は上手かったような気もします。
これからは官僚任せにしないで、スピーチライターの育成も必要なのかもしれませんね。
投稿: 45net | 2012年4月 3日 (火) 14時11分