生活保護受給考
現在世間を賑わしている生保不正受給問題ですが、生保や損保の保険外交員さんや銀行の渉外の人なんかと雑談すると、生活保護や児童扶養手当の不正受給の話をよく耳にしますネ。
私が聞くぐらいだから、日本全国で行われているんでしょうナ。
さて、そんな現状を茨城県千代田市の元公務員でタレントのアントキの猪木さんが自身の公務員時代の出来事をブログで暴露しています。
http://ameblo.jp/antokinoinokida/day-20120529.html
「生活保護者の不正受給が増えているが今に始まったことじゃない。自分が役所の福祉課に在籍の頃も不正受給はあった。」と市役所につとめていた時代を振り返り、生活保護費を不正受給している疑いがある人を尾行したことがあると明かした。
「母子家庭のはずが男が住んでる。調べてみると離婚したはずの男。前夫だ。こんな事実は沢山あるが受給停止まで至らない。大変な問題だ。」
結局 不正が有るのは分かっているが、どうにもできない現状が有るという事ですか、
役所の職員の怠慢では無く、不正を正そうとしても権限が無く、つまり強制調査権がない ので何も出来ないという事でしょうかネ
現状では
口頭指導→文書指導→弁明→検討会議→生活保護の停廃止
それで河本問題や梶原問題を突破口にして世論を盛り上げてから法整備というシナリオも悪くない感じでしょうかネ
年々増加する生活保護費の2012年度は3兆7千億円で実に国内総生産(GDP)に対する比率は0・8%を占めています。
う~ん、早急なる法の整備が必要ですナ
おまけの話
ちょっと気に成るのは、河本問題や梶原問題でも所属の吉本興業の声明で、事実と認めるが、生活保護受給の手続きには法的な問題は無い母親への精一杯の援助を続けているなかでの やむを得ない経緯があった と擁護していますが、人気商売の芸能人が一般的なモラルに反する行動を正当化するのは如何なものでしょうかネ。
いくらやむを得ない現状が有ったとしても、月40万ものマンションのローンが負担出来るのに、月11万の生活費を国に面倒を見てもらってるのは どうなんでしょうかネ
(そんな高級マンションのローンを組める人に支給する方もどうかとも思いますけど)
あと、芸能人の逃げ口上に「芸能人は収入が安定しないから」と良く聞きます。
たけしさんも指摘していましたが、「好きな事をしているのだから、安定しないのは当たり前」
まぁ、今の時代安定している人の方が少ないと思いますし、やっぱり不安定が嫌なら安定した職を選ぶべきであって、不正受給を頼るべきでは無いでしょうナ
芸能人には モラルはいらぬ 生活保護が 財テクよ ベンベン
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