五輪で日本人が活躍する競技が有ると、その次の大会から日本人に不利な様にルールが変わる事って良くありました。競泳が良い例ですネ。競技も然りで日本が強い競技はなくす方向かも知れません。
ただ今回のレスリングの除外はそんな流れでは無い気がします
近代五種、ホッケー、テコンドー、カヌーに敗れるなんて、誰が予想したでしょうか。
理由は華やかさが無く面白くない との事でした
う~ん、レスリングは芸術性も備えた格闘技だと思いますがネ。チャレンジも良い取り組みだと思うし。
最後まで争った近代五種ですが、不可解な投票結果だったそうです。
予想では除外の可能性が高いとみられた近代五種は票数が1回目から5、4、5、3と変動。特に最後の投票で1回目より2票も減る不可解な結果だった事に疑念が広がっています。
詳しい人の話だと、*近代五種は「近代五輪の父」クーベルタン男爵(フランス)の肝いりで1912年のストックホルム五輪から導入。歴史を重んじる欧州の理事は排除に消極的だったそうです。
う~ん、それが理由なら 弱いですネ
乗馬、射撃、フェンシングって貴族の遊びのような気がして庶民が簡単に出来るんでしょうか?
でもまぁ、皆さんは心の中で思われているでしょう。
そう、あの国の国技です。
あの競技が世界的に広く人気があるとは思えないのですけどネ
ただ、IOCのロゲ会長がその国を訪れた時 大統領自ら存続を直訴したくらい 国を挙げてロビー活動したと報道されています。
レスリングもそれくらいしないといけないのでしょう。
個人的には16年リオ五輪で中核競技に採用されるゴルフとラグビー(しかも7人制)ですが、単独で商業的に成功成立している種目はわざわざ五輪でやらなくてもと思いますがネ。
もっと言えばサッカーもワールドカップがある訳ですから。野球もWBCが出来たので前ほど復活は望まなくなった気がするのですけど。
でもやっぱり、ロビイストの成果が事実なら そんな事で屈するIOC委員って何者なんだと とも思いますがネ
*19世紀、ナポレオン時代のフランスで、敵陣を突っ切って自軍まで戦果を報告することを命令されたフランスの騎兵将校が、馬で敵陣に乗り込み(馬術)、途中の敵を銃と剣で討ち倒し(射撃・フェンシング)、川を泳いで渡り(水泳)、丘を越えて走りぬけた(ランニング)、という故事を元に近代オリンピックの創立者であるクーベルタン男爵が古代ギリシアで行われていた古代五種(レスリング・円盤投・やり投・走幅跳・短距離走)になぞらえた近代五種として競技化を提案したのが始まりと言われる。1912年の第5回ストックホルムオリンピックにおいて種目に採用された。(Wikより)
おまけの話
かつてオリンピックは出場選手がアマチュアに限定されていましたが、ソ連を含む共産圏諸国は国家のトップクラスの選手が国家公務員というアマチュア名義(ステート・アマ)で五輪に出場でき、かつ国家のバックアップにより競技中心の生活を行えたという利点があるものの、西側諸国ではトップクラスの選手がプロフェッショナルで五輪に参加できず、大学生(ノンプロ)が主体でした。ところが1980年代に入るとサマランチ会長指導のもと「世界最高水準の選手がオリンピックに参加すべき」という発言をするようになり従来プロを排除してきたアマチュア主義が見直され、プロ選手の参加を認めるようになりました。
まぁ誰もが この“世界最高水準を”は大義名分であって 財政再建が本質で有る事は知っていました。結果 広告やロゴの使用、テレビ放映権などで収入基盤を充実させていきました。
ちょうど88年のソウルでバスケットボール発祥の地であり、バスケットボール大国として君臨してきた米国がソ連に事実上初めて実力で敗れた事も追い風に成ったと記憶しています。
マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソンが参加したあのドリームチームを覚えている人は多いと思います。
商業主義はエスカレートしていき、大スポンサーの米国のゴールデンタイムに決勝を行う為 現地では深夜未明に決勝が行われるなんてザラに成りましたからネ
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