梅に鶯
終末は寒かったですネ 今年は桜と梅の逆転現象が起きている所が多く、我が家の近くの山々も山桜は散りましたが 梅の花がまだ残っています。そう言えば、鶯も随分上手にさえずる様になったので 今度こそ本格的な春が来ると思いますが。
さて、その鶯は「春告鳥」と呼ばれ古くから親しまれてる割にはその姿はあまり見た事は無いと思います。
鶯が非常に臆病な性質だからでしょうか。羽の色も地味な灰がかった緑褐色で俗にいう「鶯色」とは違いますしネ。
良く鶯色は目白と昔の人が間違えたのではと言われるように目白は柔らかな色調の黄緑の羽をしています。
間違えの原因は、おそらく目白が花樹の蜜を好むため、春先には庭に来て梅や椿の蜜を吸いに来るからでしょうか。また性格も活発で比較的慣れやすく、かつてペットとして飼育している人も多かったぐらいですから(現在では野鳥の飼育は原則禁止されています)
また、日本画の伝統的な題材に花鳥風月がありますけど その花鳥に「梅と鶯」がよく描かれていますが、実は「梅と目白」を間違えたんだ と最近Twitter等ネット上で呟かれていますが、それはちょっと早計で無粋な感じもします。
「梅に鶯」というのは、本来 梅に鶯が来ると言う意味ではなく、二つのものが調和や協調する取り合わせの良い事のたとえで。梅は春に咲く花で、鶯は春告鳥とも言われる程春の訪れを象徴し 共に親しまれていますので、この二つを取り合わせることはこの上もなく春の訪れを盛り上げるので題材に選ばれている様な気がします。
梅に鶯
共にWebで拾った画像です
おまけの話
昨日は父の1周忌の法要でした。滞りなく終わりました
と言いたい所ですが、折角の若いお坊さんの「ありがたい話」の最中に昼前特有の無粋な音がお寺内に響き渡り、あろうことか吹き出すものまで出る始末。穴が有ったら入りたい とはこの事で今はただただ若い御坊様に懺悔の気持ちで一杯です。
因みに私も吹きだした者の一人でございますが
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コメント
こんにちは、春らしい陽気が戻ってきた横浜です
三寒四温とは言うもののそれは3月殺さの話ではないのでしょうか、この時期ならもっと安定しているのではと思います
梅に鶯、やはり鶯よりメジロの方が[絵]になりますね、もっともわたしは花札を思い出しますが、、、、
そろそろツバメもやって来るのでは、私の通勤途中にあるJRの駅舎には毎年この時期になるとツバメの巣の直下に糞ヨケの板を設置します、気を付けないと被害にあいますからね
お父上の一周忌滞りなく終わり一息つかれたのではないでしょうか、人間緊張してる時は思わぬ行動とか所業をしてしまいますね
私も法事の時にお経が終わった後で立ち上がる時に足が痺れていてひっくり返ったコトかあります。
今週は珍しく御用煩多で寝不足が続きそうです(汗)
投稿: John | 2013年4月23日 (火) 13時07分
こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらも朝から小雨混じりの天気で気温はそれほど低くありませんが、体感的には少し冷えますので 暖房は軽くつけたい感じですね
ご指摘の花札の梅に鶯も目白の羽の色ですが、ただ良く見ると目赤なんですよね^^;この花札の絵柄についてもWebでは賛否ありまして、これについてもぼやこうと思ったのですが、長くなりそうなのと自分の考えも纏まらなかったので諦めました。鶯の羽の色だけで何杯もご飯が食べられるのですが どうも嫁さん達には理解できないそうです^^;
一周忌の我が家の失態でお坊さんに不快な思いをさせてしまった訳ですが、逆に気を使われ(ご自分の話で笑いが出たと)勘違いされたのですが、お腹が鳴って(笑いが)こらえきれなかった者がいた事を正直に伝えた方が良かったのではないかと後悔しております。
投稿: 45net | 2013年4月23日 (火) 14時35分