茗荷
今日でNHKラジオの子ども科学電話相談が終りました。
う~ん寂しいです。
今年もユニークな相談が色々有りましたが、ティラノサウルスに羽毛が生えていた関連はもう来たかと驚きましたネ。
ただ ふっさふさだったのか、たてがみのような一部だったのかはあまり結論付けなかったです。
そんな中 最終日の今日
「ミョウガを食べると物忘れをするんですか」
何と答えるのだろうかと思ったら 予想に反して名前の由来を説明しだしたのには驚きましたネ^^;
簡潔に言うと
釈迦のある弟子が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その後、死んだその弟子の墓にいくと、見慣れない草が生えていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。
因みに質問者のお嬢ちゃんが言ったように「食べると物忘れがひどくなる」と言われていますが、学術的な根拠はなく、栄養学的にそのような成分は含まれていないそうで、逆に最近は、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっているそうです。
(Wikより)
あと、なんとミョウガを食べているのは日本人だけだそうですネ
子ども電話相談が終わると夏も終わりと言う感じがして なんかさびしいですネ。夏休みが有った訳でもないんですが。
しかし我が家の受験生の娘は充実した夏休みを終えれたでしょうか^^;
もっとも課外授業が盆明けから始っているし新学期も今週から始まっているんですけど
おまけの話
ミョウガの物忘れのエピソードではあの落語の「茗荷宿」ですよね
「茗荷宿」という宿屋の主人が、旅人にみょうがをたくさん食べてもらい、大金の入った財布を忘れていってもらおうと企んだところ、逆に翌朝旅人は宿代を払うのを忘れていったそうです。 因みに旅人は飛脚なんですよね。
石につまずいて走れなくなった上に、雨も降ってきて次の宿までは行くことが困難な為 旅籠・茗荷屋で一晩を過ごしたところ 荷物が挟み箱に50両が二つ入っているので預かってくれと頼まれた主人夫婦は物忘れがして100両忘れていったら良いとの思いで、屋号にちなんで茗荷をたらふく食べさせることにした。茗荷の漬け物、味噌汁の具も茗荷、甘酒の中にも茗荷が刻んで入れて、飯の中に茗荷が入った茗荷ご飯と、たらふく食べて朝を迎えた。明くる朝も茗荷の味噌汁から始まって全て茗荷料理。お客が出発だからと奥様をせき立てるとポ~っとしている、「だって、残り物の茗荷料理、勿体ないからみんな食べちゃったから」、「お前は食べなくても良いんだ」。
「新しいワラジも出しておきましたので、道中お気を付けて」、無事送り出した。挟み箱を忘れて。夫婦揃って喜んでいると、飛脚が戻ってきた。忘れ物の挟み箱を受け取ると一目散に走り去った。「何か忘れていった物は無いかね」、「あぁ、宿賃もらうのを忘れた」
お後が宜しいようで
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