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2013年8月23日 (金)

国際的な「ルール違反」だらけ

華やかなTVの歌謡ステージで、極端に場違いに暗く ネガティブな感情をむき出しにした歌を歌っていた一人の新宿から ギターを抱えて出て来た少女がいました。
その藤圭子さんが飛び降り自殺したそうです。ショックです。
因みに本来の藤圭子さんは明るい人だったそうですが、これって売る為の作られたキャラだそうですネ。
もしそれが今に結びついたなら、某レコード会社は罪深い事をしたものです。

 さて、そんな痛ましい藤圭子さんの自殺の報道で、水島宏明さんが警笛を鳴らしています。

藤圭子さんの自殺 テレビのニュース報道は、国際的な「ルール違反」だらけ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130823-00027482/

報道ガイドライン「WHO 自殺予防 メディア関係者のための手引き」 
(1) 努めて、社会に向けて自殺に関する啓発・教育を行う。
(2) 自殺をセンセーショナルに扱わない、当然のことのように扱わない。あるいは問題解決法の一つであるように扱わない。
(3)自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰にそして繰り返し報道しない。
(4)自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない。
(5)自殺既遂や未遂が生じた場所について、詳しい情報を伝えない。
(6)見出しの付け方には慎重を期する。
(7)写真や映像を用いる時にはかなりの慎重を期する。
(8)著名な人の自殺を伝える時は特に注意をする。
(9)自殺で遺された人に対して、十分な配慮をする。
(10)どこに支援を求めることができるのかということについて、情報を提供する。
(11)メディア関係者自身も、自殺に関する話題から影響を受けることを知る。

凄く長文な記事なんですが、簡単にすると社会的影響考えない報道は国際ルールに反している と。
遺族への配慮、模倣(追随)自殺を防ぐ、この二点は配慮すべきって事なんでしょうネ
それに対して日本の主要メディアは場所は特定して(しかも同居の男性の有無まで)、自殺に至ると推定される細かい描写や倒れていた状況(血が流れていたとか)までも、国際ルールから見たら日本の全てのマスゴミはアウトでしょうナ

しかも今後しばらくはワイドショーで特集するんでしょうネ
追悼番組なら問題ないんですが。

おまけの話
昔の少女漫画がリバイバルされ(しかも実写で)ブームに成った時、そのドラマの挿入歌を歌っていた宇多田ヒカルさんを当時小学生だった娘が気に入ったので、一緒によく聞いていました。
その時に この歌っている宇多田ヒカルさんより お母さんの(藤圭子さんの)方が別嬪だったよ と余計な話をしたものです。

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コメント

こんにちわ、今朝の横浜は曇り空で今にも雨が降ってきそうです、強い日差しは無いものの相変わらず湿度が高く汗ビッショリになります
昨日は関東地方でも所によっては集中豪雨があったそうですが私の住む地域は小雨程度の雨でした
異常な高気温と高い湿度、オマケに集中豪雨と今年の夏は異常気象の連続ですね
せめて電力不足にならぬよう祈るばかりです

芸能人やスポーツ選手のプライベートってのは人によってはとても興味があるようです(お金にもなる)
私はあまり芸能界のコトはヨク知らないのですが「藤圭子」は知っていました、私は初めて知ったのですが享年62歳と私と同い年だったのンですね
昔「夜のヒットスタジオ」と言う歌番組で前川博と結婚したばかり時に仲間から冷やかされていたのをヨク覚えています

イギリスのダイアナ妃もパパラッチによる
行き過ぎた報道合戦の被害者でしたし、マスコミ報道のあり方についてもっと賢明に対処するべきだと思います

しかし自殺とは、、、
色んな問題や隠された話がイッパイあったのでしょうね、私の娘も毎朝の通勤電車が人身事故(たいていは飛び込み自殺)で電車が遅延する度に文句タラタラです、月に2~3回はあるそうです
私も「死にたい」と思ったコトは何回かありましたがまだ元気に生きています、大抵は酒飲んで一晩たてばコロッと忘れてしまうほどのコトなので(笑)

投稿: John | 2013年8月24日 (土) 10時53分

こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらは昨晩からの雨ですが、蒸し暑くも無く結構涼しいです。
ただ大雨が続くとまた災害が起きそうで心配ですが。

死亡原因の第一位が自殺の歯科技工士なので とても他人事は思えません。
躁鬱になるとグッと自殺率が上がるそうですネ。
海外ではTV等のメディアの影響で自殺がが急増した為、そんなガイドラインが出来たんじゃないでしょうか。
呑気なマスゴミの日本はそういう意味でも平和なんでしょう。
現在躁鬱病(双極性障害)の生涯有病率は、海外では1.0 - 1.5%だそうですが、日本では、約0.2%だそうです。
ただ、病院に行かず認定していない隠れ患者も多いと思いますから、日本もうかうかしてられ無い様な気もしますが^^;
因みに躁鬱病の自殺者の中で以外にも躁状態の方が圧倒的に多いそうです。

藤圭子さんは普段から沢山の現金を持ち歩いて(何千万も)いるそうですが、どうも銀行や人が信用できなかったそうです。
その事(沢山の現金所持)から海外で麻薬取引とあらぬ疑いをかけられたりしたそうですね。
なんか そこまで信用できないのも ちょっと病的かなぁ と感じました。

投稿: 45net | 2013年8月24日 (土) 12時24分

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