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2013年9月11日 (水)

除外な流れ

昨日新聞を見ていたら起業した後1年後に3割が廃業し、とくに個人事業主は38%が商売をやめるほど、経営を続けることは難しいそうです。その企業生存率を考えると、設立5年で約85%、10年で6.3%、20年0.3%で、設立30年続く会社は なんと0.02% しかいないという統計が出ているそうです。1,000の会社が出来たら、たった二つの会社しか生き残ってい無い事ですネ。
厳しい現実です。そう考えると私は独立して24年、会社にして16年ですからよく持ったものだと思います。ただ会社は30年で、その99.98%が消えるのなら、先行き不安はつきまといますが。

 さて、先行き不安と言えば、先日愚痴ったようにここ3~5年程で急激に進歩した印象の*歯科用CAD/CAMシステムですが、
メーカーによってどんなシステムをとってビジョンを考えるかはまちまちで、どんな思惑かは社風なんかもあるんでしょう。
まぁ有り体に言うと、歯科技工士と共に歩んでいくのか、歯科技工士を排除するのか と言う事です。

最近弊社の一番の得意先が導入したモリ○のセレックなのですが、明らかに後者のブランドに成ります。

適合が良くなったとは言え、模型にセットしてチェックするとルーズさが目立ちますし、あんな透明性の低いインゴットで試適(強度不足で)も出来ないようなものに技工士が排除されたのは悔しくて堪りませんネ。
個人的にはe.maxの方が色調、適合、強度(セレックの約3倍以上)どれもみても敵ではないと感じるんですが、
セレックはなにより即日セットの為 歯の移動が殆ど無いので調整が少なく済む事が大きいんでしょうネ。あと目立つところに機械が設置されているケースが殆どなので、パフォーマンス力が違うと。
どんなに急いでもハイブリッドでも中2日(患者さんにしたら4日に感じる)e.maxなら1週間は掛かりますからネ。

当初お世話に成っている院長もお考えだったようですが、ワンボディーのモノとフレームを作って陶材で盛り上げしたモノと棲み分けするモデルは出来なかったのか残念でなりません。

技工士は保険だけやってろ と○リタごときに言われている様な気がした今日この頃です。

おまけの話
30年以上前の話になりますけど、私は学生時代(当時はPL法が無かったので)から技工所で修業していましたが、最初の内は外回りなんかもしていました。
訪問先の歯科医院にはほぼ院内に技工士さんがおられました。狭く長細い技工室なものの、歯科医と技工士は一体感が有ったものです。
まぁ偶にお互いの愚痴は聞いたものですが^^;憎しみ合う様な悪口では無かったです。(う~ん何人かは…)
1年程矯正に力を入れている町の歯科医院に掛け持ちアルバイトしましたが、とても良い先生で就職して骨をうずめてくれとお誘いを受けました。そんな感じで当時(昭和)の歯科医院は一生のパートナーにと言う感じで技工士さんを迎えていた印象ですが、
今では、メーカー(モ○タが特に)が主導して技工士排除の流れを作るのとは対照的な世の中になりました。

因みに一番の得意先の保険外のプログラム表に弊社のハイブリッドインレーと(ノンプレ)単冠のボンドが外れました
それで私は先週 車を処分しました。

歯科用CAD/CAM/巷で高性能ぶりを発揮している3Dコピー機の歯科版ともいえるCAD/CAMシステムです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E7%A7%91%E7%94%A8CAD/CAM%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

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医療」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ、暑さがぶり返してきた横浜です
この二三日涼しかったので「コリャよいわい」なんて思っていたのに、またキビシイ暑さに逆戻りとは、、、、、

技工ロボによる仕事の減少の辛さ、お察しします、私も過去2回程経営(存続)の危機に立たされました、歯科医の病気とトラブルでの危機だったのですが、カミサンにもパートで働いてもらったり、自分の小遣いを家計費に供出したりでナントカ切り抜きました(飛び込み営業に走りましたが、30軒程回っても成果無しでした)暫くは困窮生活でしたが次第にそれにも慣れ現在に至っています、マア子供たちにお金がかからなくなり(現在は生活費を徴収、ミカジメ料かな?)住宅ローンも終わりましたのでナントカやっていけるのですが、これからお嬢さんの学費等が待ち構えてる45netサンには大きな障害になりそうですね
技工所経営の辛い所で回りの友人も皆不景気の真っ盛り、誰も力になってくれる人がいません
どんな時でも自力で乗り越えなえばならないのが大変でした
是非ともこの困難を乗り越えるよう頑張ってください、としか言いようがありません

しかし起業して30年もつ会社は0.02%なんですか、私の周りには開業して30~40年たつ老人技工士がウジャウジャいますが(汗)

投稿: John | 2013年9月12日 (木) 11時48分

こんにちは JOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらは今日は良い天気で 気温も結構上がっています。また夏日が戻ってきた感じですね。

お気遣いありがとうございます。
企業生存率は株式会社のデータだそうですが、私の周りは辞めたものが多いですから、世代によって違うんでしょうか。
現在50歳以上の就業率が50%以上に対して、30歳以下の就業率が7%ですから CAD/CAMの力はこれからはより必要なんでしょうね。
保険の仕事が減った訳では無いので 直ぐに支障はないかもしれませんが、保険外の減少はジワジワ圧迫すると思います。
気分はすぐれないですが、まぁ仕方が有りません。
しかし、今はネットの世の中で光学印象のデータの(ラボへの)送信とか、デザインできなかったんでしょうかネ
それに、CAD/CAM学会の活動もどうなのか 見えないですしネ。コマーシャルもイメージ戦略としてやらないのが不思議でなりません。
会費が幹部の親睦会で消えるのか分かりませんが CAD/CAMを販売する会社と共同でイメージCMをやるべきでしょうね カツラ業界のように。

投稿: 45net | 2013年9月12日 (木) 12時54分

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