国際結婚だけはするなよ

NHK朝ドラの“マッサン”はいっそのこと“エリー”で良かったんじゃないかと思われている人は多いと思います。
まぁ今でもその考えは変わりませんが、それでもこじらせ男子のマッサンも最近は成長したなぁ　とは感じますが。
ただ、今週はちょっときついエピソードの週に成りそうです。

　さて、そんなドラマのマッサンのモデルは、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝氏とリタ夫人ですが、その孫にあたる竹鶴孝太郎氏の週刊誌の記事で、今週に描かれている時代について、
「町で祖母は人に唾を吐きかけられたり、子供に石を投げられたりしました。祖父に『この鼻がもう少し低ければ、髪の毛の色や目の色が黒かったら』と嘆いたそうです。祖父は自分が彼女を日本に連れてきたがために迫害を受けていることに、責任感と罪悪感を感じて苦しみました」
なんとも辛く悲しい話ですよ。迫害した側も大事な人を戦争で失っている訳ですから　根が深い問題です。
そんなマッサンこと竹鶴政孝氏が竹鶴孝太郎氏に残した遺言は
「お前は国際結婚だけはするなよ」という言葉だったそうです。
「日本で余計な苦労をかけなければ、もっと長生きできたかもしれない」
この後悔の思いが溢れている竹鶴政孝氏の言葉を聞くと、想像以上の差別が有った事が伺えます。
まぁ今でも有るでしょうけど。

日本は島国ですから、日本人以外は“外人”という括りに成りますからネ

おまけの話
その辛い今週のマッサンのタイトルは「夏は日向を行け冬は日陰を行け」ですが、
意味は夏は暑い日向をあえて行き、冬は寒い日陰をあえて行って、身体を鍛錬せよ　だそうです。
また、そういう風に人に道をゆずって、何事も出過ぎないようにするとよい（出しゃばってはいけない）だそうです。
歯科技工士の事を言っている様な言葉です。
私の場合は結果そうなっている感じですけど^^；