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2015年3月20日 (金)

見抜けない事もあるさ

一昨日の夜Twitterのタイムラインに流れて来たのは
相棒 最終回スペシャル酷過ぎる!
でしたので、いつもは週末の仕事の待ち時間にでも見ているのですが、気に成ったので昨日見てしまいました。
感想は、あっ、成るほど 皆さんが怒るのも分からないでは無い様な結末でしたネ。
しかも、ドラマが終了してすぐに始まる報道ステーションでのキャスターの古舘伊知郎さんが相棒の終了に関するコメントで噛んでしまった事も影響したかもしれません(古舘も動揺している と)
「相棒、見覚え、え?とっても見ごたえがあったのではないでしょうか?」

 さて、オチが最悪とWeb上で展開された脚本批判ですが、杉下右京警部(水谷豊)の3代目の相棒の甲斐享巡査部長(成宮寛貴)が実は有名な暴行犯(ダークナイト)だったことがわかり逮捕されるという結末でした。
まぁ、この3年間に何の伏線も無かった事でこれまでの*3年間をぶち壊した感が有ったのは事実ですかネ^^;
しかも天才的頭脳を持つ右京さんが3年間も一緒にいて見抜けなかったというのも可笑しいですし。
もっとも「ダークナイト」の成りすましが現れた事で事態を急展開した訳ですけど。

天邪鬼な私は、甲斐の父親の警察庁次長(石坂浩二)は、右京の存在が大きな壁になっていて、嫉妬にかられた甲斐は「ダークナイト」になり、右京を出し抜き優越感に浸ろうとしたのではないか と説明したように、
“右京の正義の毒”は良かった様な感想を率直に思いましたし、最後の空港でのシーンでも泣けましたが。

まぁ、どんな天才でも見抜けない事も有るさ と次期シリーズを楽しみにします。
ただ、公式Twitterでは「もし続編があれば、またよろしくお願いします。」だったので 有るかどうか分かりませんが。

*歴代の相棒中で初めて右京さん自らスカウトし「カイト君」とあだ名で呼ぶのも初めて とかなり可愛がっていたんだろうと想像できる相棒。そんな相棒の甲斐巡査部長は熱血で正義感溢れるキャラクターで右京の天才的閃きと行動力に心酔し、警察官として人間として成長していく、といった展開

おまけの話
天唾ですけど、正義も度が過ぎると毒に成る をTVドラマでやられると どうなのかなぁ とも思いますが^^;

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コメント

おはようございます、此のところの暖かい陽気に水を差すような冷たい雨が降る横浜です
「寒の戻り」ってやつでしょうか、お彼岸の墓参りに今日行くか明日行くか迷っています

残念!私は今回の「相棒」見損なってしまいました、大抵は見ていたのですが、、
しかし45netさんのお蔭で大体のあらすじは理解しました、へ~ッ「カイト君」がダークナイトだったんだと少しビックリです
次のシリーズにはどんな相棒が登場するのでしょうか楽しみです

我が家でも先週「マッサン」のドラマで一馬が戦争に行き、生きて帰って来るのか話題になりましたが、娘がネットで調べ「一馬は実在しない人物で戦死しちゃうんだよ」
この一言でカミサンは、ドラマなんだから先のコトは知らない方がヨカッタのにと嘆いていました

投稿: John | 2015年3月21日 (土) 09時03分

こんにちはJOHN様 いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
こちらも予報程暖かくなく しかも明日から3日程冬に戻るそうですから、正に三寒四温ですね。

冒頭付近からカイト君がダークナイトをにおわす演出だったので、ドラマお約束の真犯人は別にいた なんてパターンだったら ここまで批判されなかったんだろうと思います。ただそうなるとお父さん(石坂浩二)が言った嫉妬にかられ右京を出し抜き優越感に浸ろうとした 説の“右京の正義の毒”の表現は出来なかったので、今回の脚本では カイト君が犯人の展開しかなかったのかなぁ とも感じます。まぁ成宮寛貴さん卒業ありきだったので 今までになかったラストを模索したんだろうと思いますが。
ただ ちょっとこのシリーズだけでも 匂わしておけなかったのかなぁと 残念に思います。(まさかそこまではしないだろう程度で)

私も奥様同様 結末を知るべきでは無かったとTwitterを見た自分を呪っています^^;

投稿: 45net | 2015年3月21日 (土) 09時42分

こんにちは!
杉下さんのあの語り口調が大のお気に入り。
シーズン12の「孤独の研究」を何度も何度も観ちゃうあたしです。
かつて夕方の4時になるとテレビの前に陣取ってました。
なので4時になると録画を観るように。
また全チャンネルに興味を全く示さない時などは
決まって 「相棒」。
いつも持ってる集中力は1時間なので2時間ものは中だるみしてしまいます。
でもこの最終回は我が愛する杉下さんの正義感が否定されてるような
なんとなく寂しい想いも・・・。
最終回の寂しさなのも手伝ってのことか。
でも杉下さんの人間らしさや優しさも感じられて心が温まったことはとても嬉しかったです

投稿: sachi3317 | 2015年3月23日 (月) 11時14分

こんにちはsachi3317様コメントありがとうございましたm(_ _)m
私も土曜ワイド時代からのファンでこのドラマを紹介してくれたのが亡き父なので そんな思い出もあります。
いまではブルーレイに全て保存しています。私的には蟹江敬三さんの話が好きですネ
2時間に成るSPには同じような感じですから、見る前には気合を入れていますね^^;

ご指摘のように杉下さんの正義感の否定は寂しいですし、TVの様な影響力の高い媒体でやるべきではないと感じました。(ドラマでも)
水谷豊さんも終わってからの感想で「右京でなければ泣いていた」と言われていましたが、思わず涙腺が緩んでしまいましたよ。

投稿: 45net | 2015年3月23日 (月) 12時45分

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