確率論で考えた

プロ野球が開幕しましたが、黒田投手が復帰してあれだけ騒がれたカープや昨オフに大補強したバファローズが最下位で、そんな補強もしていないドラゴンズや北海道が首位ですナ
まぁハムはドラフトが凄いですからネ、強運と強引とで^^；

　さて、そんなプロ野球ですが、最近 打線の組み方に違和感を感じています。
昔からの定番って有りますよね、例えばチーム一のスラッガーは4番を打つとか、2番打者は打率よりバントなど小技の出来る選手をほぼ全球団配置していると思います。これってどうなのかなぁと常々思っています。
そんな一番から始まる打順なんて1回以外はそうないと思うのですよ、確率的に良く回る1～3番に良い打者路並べる方が効率が良いと考えるのですが
米国大リーグなんかでは3番最強打者説を唱える指導者が多いと聞きますし(実は長嶋さんもそうだったようですね)、ヤンキースのロドリゲスなんか2番を打ったりします。
ランナーが無い時に回る2番打者に　言葉は悪いですが自動アウトの打者を配置するのはどうなのかなぁ　って感じています。
どうもＶ9時代の読売Ｇの影響かなぁって思っています
(一番柴田二番土井ってやつ)

私は鷹党なのでホークスのオーダーで考えてみると
1 （右） 中村　 　晃 左 .320
2 （二） 明石　健志 左 .250 
3 （中） 柳田　悠岐 左 .380 
4 （左） 内川　聖一 右 .300 
5 （一） 李　　 大浩 右 .109 .
6 （三） 松田　宣浩 右 .370
7 （指） 長谷川勇也左..205 
8 （捕） 鶴岡　慎也 右 .226 
9 （遊） 今宮　健太 右 .154 
最近はこんな感じでしょうか

1 （中） 柳田　悠岐 左 .380 
2 （右） 中村　 　晃 左 .320 
3 （左） 内川　聖一 右 .300
4 （一） 李　 　大浩 右 .109
5 （指） 長谷川勇也左 .205
6 （三） 松田　宣浩 右 .370
7 （二） 明石　健志 左 .250
8 （捕） 鶴岡　慎也 右 .226
9 （遊） 今宮　健太 右 .154
こうした方が左右ジグザグ打線に成りますしネ。
今はまだ李大浩選手は調子出ていないですが、本来の調子が出れば内川選手の後が良いと思います。
長谷川選手は故障離脱しましたが、確実性が有り、ねちっこい勝負強さは5番向きだと思っています。

10回で3回の確率で安打を打つ打者が一流と言われる世界ですから、
確率的に良く回る上位打線に良い打者を配置して欲しいですね。

おまけの話
投手で言えば先発完投が投手の理想像な風潮ですが、
なぜ黒田投手が日米で評価されているのかというとＱＳの比率が高い事だと言われています
分業化された現状では後を受けた中継ぎ投手の成績とか、援護点や対戦する投手の能力にも影響が有るので、先発投手の評価は勝利数とかよりも投球回、QS、WHIPが重要になるそうです。

クオリティ・スタート（Quality Start、QS、「良好な先発」)野球における投手の成績評価項目の1つ。先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えた時に記録される。QSと表す。

WHIP（Walks plus Hits per Inning Pitched、「投球回あたり与四球・被安打数合計」）とは、野球における投手の成績評価項目の1つで、1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値。被安打数と与四球数を足した数値を投球回で割ることで求められる（死球や失策など、安打や四球以外による出塁は数えない）。