懺悔と後悔と感謝

「あそこに入院すると殺される」
地方にはそんな評判の病院が有ります。
それは言いがかりだろう　しっかりた設備の病院だし、歯科医師は偏差値70以上なんだからと思っていたんですが…。

　さて、そんな噂の病院に入院していた母が月曜日の夜に他界しました。
享年81歳でした。平均寿命(と早世率)を考えると癌でなければ10年は早かったと思います。

冒頭の話ではありませんが、病院には言いたい事はあります。
天使(看護師さん)の皆さんには感謝しかありませんが、診療方針は後手後手に回っていた印象が根強く、そもそもこの年齢での乳癌でリンパ節切除はどうだったんだ　との疑念しかありません。
今更母が帰って来る訳では無いので訴訟なんてこれっぽちも考えていませんが、その最初の乳癌の手術から1年1ヶ月はあまりにも早すぎます。昨年四月の手術で同年11月には肝臓転移で手の施しようも無いと言われてもそれまで何をしていたんだと。

火の無い所に煙は出ないものだと思うと共に
今は懺悔と後悔しか　有りません

おまけの話
人間死んだら終り、後悔が有ってもそれは残った人のエゴだよ　とそう嘯いていましたが、
いざそんな立場に成ってみるとこんなに寂しい気持ちに成るとは思わなかったです。
父親の時は結構気丈に振舞えましたんですが。
言いたい事はまだまだ山ほどありますし、とりあえず葬式の話をしたいですね。
因みに忌引きは親の時は一週間有りますが、通夜の2時間前までバリバリの仕事で、夕方葬式終わってその夜から仕事です。
歯科技工士とは因果な商売です。
因みに急いで駆け付けたので通夜へ行く道のりの高速道路で覆面パトカーに捕まりました。
フィットハイブリッドに乗り換えてから燃費のスコアを気にしてスピード超過した事無かったんですが…。