ハンガーストライキ
「カブト虫は恋をしますか?」
最終日の今朝の夏休み子ども科学電話相談での質問でした。
聞いていると知らない事や一般に伝わっている事と違う話も出てきます。
(地上に出た)セミは1ヶ月生きるとかです。それにしても今年は国会安保法案や戦後70年特番が有ったといえ、少なかったですナ
さて、27日から安保法案の成立阻止を訴える学生グループが国会前で、水分以外をとらない無期限のハンガーストライキを開始した事で、色々言われていますね。http://www.bengo4.com/internet/n_3601/
まず言われたのが点字ブロックを占拠して野営したとか、またそれについての批判に対してSEALDsが「めくらは通りません」と差別発言で擁護して再炎上とかしてるそうですけど。
私的にはまぁ若い時の行動なので と思っていましたが、なんか違和感が有るんですよね。昔の学生運動と比べるつもりは毛頭ないのですが
そんな天邪鬼な私の疑問をフィフィさんが解決してくれました。
日本でハンガーストライキを行うという発想に、まずびっくりしました。
というのは、本来ハンガーストライキとは、獄中で無実を訴えるためであったり、弾圧されてしまい声が遮断されてしまうといった状況に置かれた人たちが、最後の手段として自分の命と引き換えに行うもの。もちろん注目を集めるためにも用いられますが、無期限の断食なわけですから、極限状態で行う一種の“自殺行為”と思うわけ。それしか術がないがために命を懸けてやるわけで、相当な覚悟がないとできないよね。いまの日本という、ある程度の言論の自由が許された環境でハンストを行うと言えば、世界はびっくりしてしまいますよ。ハンストをやらざるを得ない人たちとは、そもそも環境が異なるわけですから。デモだってできるし、みんなで集まって議論だってできる。自分の声を届ける方法として、そもそもハンストを手段として選ばなければならない環境ではないわけです。
まぁ 当初の報道では昼食後の14時集合って話だったので、こけましたけど^^;
おまけの話
最初見たハンストする学生の主張です
「今の政治は、民主主義じゃなくなっていると感じます。民意が政治に伝わっていないと感じます。多数決で政治が決まるなんて、民主主義ではないです。」
う~ん、何かしなければ成らないと思い行動した事は尊いけど、民主主義についてもう少し勉強した方が良いかもしれないですネ
強行採決の事を言いたかったのかもしれないけど。
「多数決で決めるだけが民主主義じゃない」
だと良かったんだけどネ
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