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2015年12月

2015年12月25日 (金)

育休論

戦後を象徴する政治家 田中角栄がある演説で
「みなさん、新潟県と群馬県の境に三国峠があるでしょ。あれをダイナマイトで吹っ飛ばすのであります。そうしますと、日本海の季節風は太平洋側に吹き抜けて越後に雪は降らなくなる。みんな雪で苦しむこともなくなる。出てきた土砂は日本海に運んでいって埋め立てに使えば、佐渡とは陸続きになるのであります」
当時の人々は笑い転げて拍手喝采だったそうです。
私は政治家にはこんな夢を語って欲しいと思っています。

 さて、自民党の宮崎某議員が個人的な夢を語り育児休暇を取るそうですが、
賛否両論の声が上がっているものの、本人は強い決意を示したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20151224-00000000-ann-pol
育児休職を取ると宣言した男性議員に賛否両論の声が上がっています。予想以上の冷たい反応を受けながらも、宮崎謙介衆院議員は強い決意を示しました。

男性が取りにくい育児休暇を国会議員が率先してとるのは良いとか出生率考えたらなんて賛成意見が有るそうですが、
天邪鬼な私の感想は、
育児休暇が取りにくい現実なら率先して休暇を取るのではなく、皆が取りやすくなる様な法整備をするのが国会議員だと思いますがネ
あと 育児休暇を取ると宣言し官房長官にそう伝えたそうですが、基本的に議員には産休制度自体無いそうです。
育児の為に国会を欠席している議員さんは、歳費を支給されながらお休みに成っている先生自らが育休と称しているだけなんですよ。
宮崎某が育休を力強く宣言する前にまず法整備しましょう。
今のままなら称するだけのずる休みですから。

なんというか、国民目線って国会議員に必要なのかなぁ とさえ思っています。
国のかじ取りを担うのが国会議員ですので、国民目線だけでは想像力が乏しい気がするんですが…。

おまけの話
今回の騒動で宮崎謙介某議員の名前が売れたのは間違いない事実でしょうネ
因みに加藤の乱で力を落した加藤紘一の娘の加藤鮎子議員と離婚して ミス日本関東代表の金子恵美衆院議員と結婚したんですね。
う~ん、なんか野心家の様な匂いがするんですけど、その辺は政治家らしいですナ

あと、育休の法整備でデンマーク国会では1年間の育休制度があるそうで 参考にしたらどうでしょう。
ただ、休んでいる間は上位落選者が代理議員を務めるそうですが。
まぁ与野党が僅差の場合使う人は党議拘束に掛かりそうですけどネ。

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2015年12月18日 (金)

教科書は軽減税率適用外なのに

結局軽減税率は外食と酒類を除く食料品全般に拡大されました
そんな中 なんと“新聞”がドサクサに紛れて軽減税率適用が決まったそうです。
理由は活字離れを防ぐ目的だそうですが。
紙の新聞が生活必需品ですかね??
べつにPCやスマホで新聞が読めますから。
スマホやPCで新聞読んでる人は通信料も軽減税率適用してもらわないといけなくなる。

それに新聞が軽減税率適応なら ってあらゆる業界が手を上げるんじゃないですかネ
トイレットペーパーやパンツとか
ノーパンで歩かす気か! って

どこもかしこも軽減税率適応させたら、いくら消費税を上げたって財源の確保は出来ませんよ。

まぁ結局 マスゴミが好きな(御用達似非評論家がよく欧米の税率と比較するので)欧米並みに20%とかの税率に成っちゃうんでしょうネ

共産党は政党助成金を返納してますが、軽減税率を辞退します って新聞社は出ないのですかネ

おまけの話
こんな小話をWebで拾いました
「新聞と食料品が同じとは思わなかったよ」
「腐りやすいのは同じだよ」
おあとがよろしいようで

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2015年12月11日 (金)

金持ちは体は太らず財布が太る

自民党と公明党が軽減税率の線引きで綱引きしていますが、
選挙対策で自民党が公明党の為にかなり譲歩するなんて報道ですネ
国民の為の対策をして下さいと言いたい。
まぁ 実際何処に線を引いても不公平なのは変わらないし、
そもそも軽減税率の対象の生活必需品を買うのは低所得者だけじゃなく、 国民全員が買う訳ですからネ。

 さて、金正恩第一書記は貫録を出すために無理に太らせたなんて話を聞きましたが、
金持ちは太ってるなんてイメージで、太るということが富の象徴と考えられていました。
肥満はぜいたい病と言われていましたよね。
ただ、最近の欧米先進国や日本では金持ちにはあまり肥満している人は少なく、逆に貧困層の人の方が肥満体型な人が多くなっているそうです。
イメージですが、完全に逆ですナ。

原因は飽食の時代で食品の確保が世界的に容易になった事が上げられるそうです。
まぁ、ファーストフード店等に行けば千円以下で1,000カロリー級のジャンクフードが買える訳で、むしろその方が手軽にお腹一杯に成れて満足感も高いので、食費にお金を掛けれない人はそうなるでしょうか??
ハンバーガー、ピザ、フライドチキンとかのほうが子供喜びますからネ。

結局 公明党の軽減税率の線引きでも食材を吟味して購入する富裕層に恩恵が有って、ジャンクフードに頼らざるを得ない人達には配慮されていないと言うオチでしたか…。

因みにテイクアウトして家か公園で食べれば軽減税率が適応されるかもしれませんが^^;

おまけの話
報道で欧米の軽減税率を手本にした論議がされていましたが
そもそも欧米は日本で高度成長期に実施していた物品税を手本にしているんですよね
日本では生活必需品に対して課税を差し控え、贅沢品には重く課税するという考え方でした。
具体的には、宝石、毛皮、電化製品、乗用車、ゴルフクラブとかです。
それで良いんじゃないのと 今でも思いますが、
当時も結構不公平感を指摘されたそうです。
およげたいやきくんやメダカの兄弟が童謡かどうかとか

細かい話だと(Wikより)コーヒーは課税で、緑茶や紅茶は非課税、ゴルフ用品が課税でスキー用品が非課税、ストーブは課税でコタツは非課税、乗用車は課税で商用車は非課税、ケヤキの家具は課税で桐の家具は非課税など。

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2015年12月 4日 (金)

ファイバーコア保険適応されますが…。

懲りない歯科医医師会は不正献金金疑惑で揺れていますが、
来年1月から歯科医療の保険改正で大きな変化が有ります。
それは、歯の治療の中の差し歯のようなかぶせ物の土台の部分はいままでなら金属かレジン(プラスティックの様な物)しか保険適応されていませんでしたが、この度ファイバーの物が(暫定ながら)保険適応される事になりました
当面はジーシー社製の「GCファイバーポスト」だけですが、順次されるんでしょうか。
なんでも順番で次回はトクヤマ製品だという噂を聞きましたが、
(トクヤマも作ってたんだと率直に思いました;)

なんというか保険点数(噂では1本3,000円で2本まで)を考えると私的には複雑です。
今迄 自費だったので積極的に患者さんにカウンセリングして薦めていた所は痛手でしょうネ(患者チャージは1~3万ぐらいでしょうか)
製造する歯科技工士さんも3~5千円からメタルコア並に(500~1,000円)なると大打撃でしょうし。
出入りの歯科商店さん達に聞いても歯科医院では賛否有ったそうです。
まぁ当然でしょうネ
話を総合すると今まで何もしてこななかった歯科医院は微増ながら診療報酬が増えるのですからウハウハでしょうけど、
患者さんにコアカウンセリングを行っていたところは大減収に成りますもんネ。

そもそもなぜ歯の土台をファイバー製品にした方が良いのか
・歯の破折が起こりにくくなる
金属コアは硬すぎる為、金属の土台の影響で根が割れる事が有ります
・歯や歯茎の変色が起こりにくくなる
金属コアだと金属イオンの影響で歯茎が黒ずんだり、上のかぶせ物の根の所が黒くなります
・金属アレルギーの心配が無い

あと有機物と無機物の接着は難しいのですが、最近は良い接着剤が出ましたから、普及したんじゃないですかネ

患者さんにとっては良い物が保険適応なされるので良い事なのですが、
ただ天邪鬼な私としては なんかなぁ という印象です。
散々経営努力して、勉強や投資した歯科医師より、何もしてこなかった歯科医師さんでも(ファイバー分が加算されるので)増収になるのはどうなんでしょうネ

おまけの話
何もしてこなかった歯科医師が得をすると言いましたが、
保険のCAD/CAM保険適応されて何が起こったか考えてみると、投資もせずにロクに勉強もしてこなかった歯科医院は脱離が多く、あまり普及してないそうです。
それに接着剤が良くなりましたが、有機物と無機物の接着はかなり難しいので、シランカップリング材の塗布が条件に成ります。
結構高いんですよ(5mlで万円以上します)何もしなかった人が投資するんでしょうかネ??
塗らなくてもその場は分かりませんから。

あとGCのは悪くはないのですが、カットして余った所の再利用はかなり危険です。
(セコイ歯医者はまず使うでしょう)
私的には中心に光ファイバーがあるS社のをお勧めしますし私はそれしか使いません。
アクセサリーも充実しているので、強度もより強くなります。

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