ガラパゴス化な大学入試
何年か前に脳科学者の茂木 健一郎さんがガラパゴス化しているのは携帯だけでは無く日本の大学もますます加速化させていると言っていましたけど、言葉の問題の事もあるでしょうが、日本の大学は企業への就職の予備校となっている との事でした。
まぁ、大学三年から就職活動が始まっていますからネ。大学もそれに合わせて、一年生の時からキャリア教育をしているそうですから、そういう(企業の予備校化)見方も当たっているのかもしれません。
さて、今朝のNHKラジオで日本の大学の試験制度も実はガラパゴス化していると 言っていました。
何処がそうなのかと言うと、二次試験で学科試験を採用しているのは日本だけなんだそうです。
論文によって大学がこのような人材を求めているかのアピールの場であると言う事でした。
逆に驚きました。試験なしでどのように採用するのか、小論文だけで学生の優劣なんて分かるものなんでしょうかネ
結局センター(一次試験)で優劣付けるだけの様な気がします。
(世界では日本のセンターの様な一発勝負の様な学力判断もしないそうですが)
う~ん、そんな私の考えはすでにガラパゴス化しているのかもしれませんが^^;
ただ、聞くところによると日本での二次の学科試験免除のAOや指定校推薦で入学した学生は、凄く苦労しているそうですから、日本の大学のアピールはまだまだ出来ていないのかもしれません。
因みに9時からの国会中継の為、話が駆け足で進んでしまったので、(今朝は自民が質問者だったので馴れ合い答弁聞くぐらいなら)もう少しじっくり特集して欲しかったです。
おまけの話
日本のマスゴミは東京大学合格者の高校一覧を毎年々特集し、このグローバル化の時代に、ハーバード大学への日本人留学生は減っている事は深刻だみたいな論調ですが、確かにそうかも知れないのですが、学費を考えたら行ける人種は自ずと限られてくることも合わせて論じて欲しいですよネ。
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