旅行・地域

2013年5月 8日 (水)

連休明けの暇な午後の過ごし方

大型連休明けは憂鬱に成るもんですが、今年は結局一日休みは29日と6日だけだったので、通常の一週間が粛々と消化したと言う感じで 日曜の夕方にサザエさんを見た後の様な寂しさや湯鬱さは無かったですネ。
逆にゆったり仕事の出来た一週間でした。

 さて、連休明けの仕事は(異常に日にちの有るもの以外)終わらしてたので 今日の仕事も午後を1時間強すぎたぐらいで終了し、連休明けの新しい仕事もまだ無い中 あまりにも良い天気なので 久しぶりに宮島に渡ってきました。
少し遠回りながら厳島神社の大鳥居を見せてくれるJRのフェリーで行くのは お約束です。
(因みに帰りは近寄らないので 時間が合う方が良いですが)
13_5_7a

修学旅行の一行が何校か来ていたものの 連休明けは空いていました。
13_5_7

今日のお目当ては(厳島神社は素通りして)大聖院です。
宮島で最古の歴史を持つ寺院で、お不動さんや十一面観世音菩薩、三鬼大権現、七福神、一願大師他 数多くの仏像が安置されています。

空海が宮島に渡り、弥山の上で修行をして開基したのが806年といいますから、歴史の重みを感じない訳にはいきません。
皇室との関係も深く、古くは鳥羽天皇勅命の祈願道場として、近くは明治天皇行幸の際の宿泊先になるなど、格式の高いお寺といえます。 また天下統一を果たした豊臣秀吉がここで盛大な歌会を催し、祈不動堂を再建して念持仏の波切不動明王を奉納したことでも知られます。(ガイドブックより抜粋)

結構な階段を上がって行くのですが、階段中央の手すりの上にある大般若経筒は三蔵法師がインドより持ち帰ったお経が書かれた筒だそうです。
13_5_7jpg

Photo_2


カチーン、カチーン。人気のない深夜、どこからともなく拍子木の音が聞こえてくると言われています。弥山に棲む天狗の仕業と語り継がれ、音が鳴っている間は家にこもっていないと崇りがあると恐れられていたそうです。(ガイドブックより抜粋)

階段中央にある摩尼車ですが、一度回せばお経を一回読んだことになるそうです。
そんなうまい話が 有るのか信じがたいですが、たくさん読んできました^^;
Photo

昨日は身も心もリフレッシュ出来たので今日より良い仕事が出来るでしょう

おまけの話
帰りのフェリーにいかにも中近東風の二人組の観光者と乗り合わせました。テロリストじゃないかと訝しんでいたら、「聞こえるよ」とドラマの見すぎと呆れられましたが、それにしても仏教はインドが発祥なのにインドより日本の方が信仰が深く、インドではイスラム教徒が大多数を占めるのは皮肉ですナ
しかし 外国人が多かったんですが、それは宮島観光協会の努力の賜物でしょうかネ。ガイドブックを見れば一目瞭然で、外国人向けの方が豪華で詳しいのを作っていました。
Photo_3

Photo_4
2枚の画像は上が表で下が裏です
それぞれ上段の大きい方が外国人向けのガイドブックです
素材も印刷もお金が掛かってそうでした

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年4月29日 (月)

ひろしま菓子博2013の感想

4年に1度の全国菓子大博覧会が現在広島県で大正10年(1921年)以来の実に92年ぶりに開催されています。
この菓子博の開催の理念は、お菓子の歴史と文化を後世に伝えると共に、菓子業界・関連産業の振興と開催地域の活性化に役立てる為で、商工業・農業等と菓子産業との連携を図りながら、来場者に夢と感動を与える展示・催事を行うことにより、菓子文化及び技術の継承・発展を図る。
だそうです。
ですから基本的に和菓子ですね。
有名なお土産さんとかの店先にある賞状とか包装紙のなんとか大臣賞なんて記載を見た事があると思います、そんな賞もこの博覧会で授与されているそうです。

折角の地元開催だから本日出かけてきました。朝から行こうと思いましたがあまりにも凄い人だったので 萎えたので5時から入りました。
Photo

感想は入場料2,000円はあまりにも高いと思いましたネ
(まぁ私は夜間入場なので1,000円でしたが^^;)
価値的には正直500円ぐらいですかネ
CMや報道番組で試食しているシーンが流れていたと思いますが、実際の現場では試食は皆無で(おそらく平均すると2~3種類ぐらいでしょうか)
そもそも全国お菓子めぐり館の作り方に問題が有るんじゃないでしょうかネ。70年の万博みたいに各県(か地方)で独立したパビリオンにした方が良かったんじゃないでしょうかネ。
そこで販売や“試食も出来るようにして”
今回の全国のお菓子の展示は、観光地なんかのおみやげもの屋の陳列を全国版にしただけで何の説明文も皆無で コンパニオンも立つことなく、中には外箱や包み紙だけで中身が全く見えない物も多かったですネ。しかも販売も一部で少量なので売り切れも出る始末。もっと酷いのは(休日は)バザール館(販売のパビリオン??)にすら入れない。デパートの物産展の方がはるかにマシだったと感じたのは私だけではないでしょう。
こんな開催なら、運営をオリエンタルランド(TDRを運営するグループ)に任かした方が良かったのでは?と思いましたよ^^;

お菓子美術館に展示してある工芸品は たしかに“一瞬は”凄いと思いましたが、同じ様なモノ(花と鳥)ばかりでタイトルと作者名のみで何を使って作ったのか分からないのが どうもネ。型を作れば出来そうですしネ。なにより食べれないので粘土や蝋で作っていても分からないですよ。
それから菓子職人さんが工芸菓子の説明をしていましたが“食べれないものは使っていない”と豪語していましたが それなら、こんな機会こそ 工芸菓子“食べさせろ”と突っ込みたいですナ。
匠の技を堪能して下さいとの事でしたが、
お菓子は展示して見るものではなく“食べてなんぼやろ”とね。
1

お菓子の工場館での もみじ饅頭の機械化されたオートメーションの流れ作業なんか小学校の社会見学かと突っ込みたくなったし、手焼き製造実演なんかも宮島に渡れば何軒もやってるし 宮島ならほとんどの店で焼き立てを試食させてくれますからね。
それこそ工芸菓子の実演やったらどうだったんでしょうかネ(生菓子の実演でも)匠の技を見せて下さいよ ってネ

菓子職人の育成が背景にあるそうで、こんな発表の機会は良い事だと言う人がいました。少々入場料が割高でも育成の為だとネ
成る程 その通りかも知れません。
ただ、歯科技工士のように30歳まで離職率が80%を超え、しかも歯科業界は構造不況で団塊の世代前後の技工士が引退する10年後が危機的状況 と言う訳でもなさそうなんだから
(育成するのに)少しは身銭を切れ と言いたい。

おまけの話
良かった事は工芸菓子の展示が有るお菓子のテーマ館とお菓子の美術館はグリーンアリーナ(広島県立体育館)なんですが、
休憩所がスタンド席だったのが良いアイデアだと思いました。5,000席ありますからネ(最大収容10,000人)
Photo_3

休憩中のスタンド席からの撮影です。お菓子のテーマ館とお菓子の美術館は撮影禁止なので一年以上かけて作った壮麗なシンボル工芸菓子「嚴島神社」が撮影できませんでした。因みにこの1/2スケールの厳島神社は超混んでいる内側通路と比較的流れる外側通路が有りますが、外側通路だけでも撮影OKにすれば 良い宣伝に成るのにと感じました。

全国のお菓子館を見て回った感想は有名な菓子の無い所はどこも似たり寄ったりでパッケージで凝るしかないのかもしれないですネ。あと強烈なご当地(ゆる)キャラがあれば強いです。例えば熊本県のくまもんの様にネ。
そんな中、長崎と鹿児島は徹底していて、食べ比べしてみたかった。一切れ販売(試食でも)したらウケたのにネ
Photo_4
長崎はカステラだらけ
Photo_5
鹿児島はかるかんだらけ
因みにもみじ饅頭だらけだった広島ですが、10年ほど前に宮島に渡って紅葉饅頭を食べ比べして回った事が有ります(宮島口含む)。
Photo_6
広島は地元なのにコーナーが他所と同じ大きさでした

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年2月 4日 (月)

恵方巻

今年から気分を変えるために花桃を植えました。桃源郷に成ればなんて^^;
ただ最近の穏やかな気候の為に“梅の季節に桃が満開”です
一か月早いよ…。1322

 さて、節分と言えば昔なら豆まきとイワシですが、最近ではすっかり定着したのが恵方巻きです。
私が子供の頃は丸かぶり寿司と言っていましたけどネ
調べてみると恵方巻きの名称の歴史は浅く1998年に某コンビニが全国発売にあたり、商品名に採用してからだそうですが

そもそも恵方巻きの起源・発祥は複数の諸説が有るそうで(Wikによると)秀吉の時代の堀尾吉晴が節分の前日に海苔巻きのような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めた とか。大阪船場で節分の日に遊女に巻きずしを「丸かぶり」させる お大尽遊び。 江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いで、節分に「幸運巻寿司」の習慣が始まったとする説やら沢山あるそうです。
いずれにしてもそんな風習は存在したのは確かなようですが、戦後に一旦廃れてしまったのを、関東の土用の丑の日に鰻を食べる習慣に対抗する販売促進手段として、1949年(昭和24年)に大阪鮓商組合が戦前に行われていた「節分の丸かぶり寿司」風習の復活を決定したそうです。
私のおぼろげな記憶では子供の頃は寿司屋さんが売り込みに来ていた様な気がしましたが、熱心だったのは鮮魚組合と海苔屋さんだったんですネ。

恵方巻の認知度は、全国平均は2002年(平成14年)時点の53%が2006年(平成18年)には92.5%となったそうですが、実際に食べたと答えた人の全国平均は2006年(平成18年)の時点で54.9%だそうです。地域差も大きく西日本では実際に食べるが半数以上だそうですけど、関東では6割が食べないとの結果だそうなので
まぁ、節分の風物詩として豆とイワシ程の域には達していないと言う事でしょうかネ

おまけの話
関西と関東での地域差は、単純に巻きずし比較をしても、関東の細巻に対して関西は太巻きの文化の差も有るかもしれませんね
因みに中に入れる具材ですが、7種類入れるんですが、この数字は商売繁盛や無病息災を願って七福神に因んだもので福を巻き込む意味があるそうです。
我が家では毎年気分で変えますが、中国地方では根菜を入れるので今年は、かんぴょう、三つ葉、シイタケ煮、ゴボウ煮、ニンジン煮、卵、アナゴでした。130203

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月 6日 (金)

旗艦店だったのに

3日に娘のお供で(まぁ運転手です)紙屋町から八丁堀にかけて(広島市中心部)出かけてきましたけど、思ったより人は少なかったですネ。不景気なのか それとも最近は元旦から開いているから分散されたのかも知れません。ただ娘の気風の良い買い方には羨ましくなりましたが^^;

さて、昨年の年末に総括した時に書き忘れた事で、広島の百貨店の天満屋八丁堀店(広島市の一番賑やかな場所)が今年の2月に閉店する話を忘れておりました。
天満屋は本社は岡山ですが 中国地方では昔からある有力百貨店で 八丁堀店は旗艦店なのですがネ。
包装紙で商売する時代では無くなったとは思いますが、なんとも寂しく 悲しい話です。
尚、閉店後の店舗は一昨年広島最大の書店としてオープンしたMARUZEN&ジュンク堂書店がそのまま継続して7~11階(一部美術画廊)入居して、1~6階は現在ヤマダ電機が賃貸交渉中との事です。
う~ん、デオデオもドデカイツインビルを建てたばかりなのにこんなに大型電気店を広島に沢山要るのかなぁと思いますが、紙屋町(原爆ドーム周辺)も旧広島市民球場跡地の紙屋町プロジェクトも進行中ですから これで広島市も活性化してくれると嬉しいですけどネ

おまけの話
我が家の室内物干し場に、なんと蝙蝠が冬眠しています。私の毎日の日課が増えました。
Photo

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月23日 (水)

大人の配慮

日本中を癒してくれたワンチュクブータン国王夫婦が帰国されました。
ブータンでは国民総幸福度という精神的な豊かさを数値にすると97%という驚異的に幸福と国民が感じているそうですネ
そのブータンではインターネットが1999年から普及し出したそうですが、なんとTVも1999年にようやく開局したそうで それまではラジオしかなかったそうですネ
幸せと便利さは比例しないと言うことでしょうか。

さて、今年の日本シリーズは見応えがあったと好評でしたが、それでも全てのスポーツ紙で一面を飾った日が一日も無かったのは残念でした。
日本一が決まった月曜日は雨が降ろうが槍が降ろうが何があろうがタイガースのデイリーでも一面を飾ったので、やっと来たかと思いましたが、あの新聞社がネ^^;
まぁ事情が御有りなんでしょうが、一投手が浪人を決めた記事に負けたのはなんとも…。

野球界では日本シリーズ開催中は、できるだけ静観して、話題がシリーズに 集中するように配慮するのが 慣例となっているそうですが
そんな 大人の配慮も出来なくってきているのでしょうかネ
何といっても水を差したのはあの球団ですが、
コンプライアンスの関わるというので もしや王子製紙やオリンパスみたいなことが読売でもか って妄想しましたが
結果はご存知の通りで、そんなギャップが より怒りに成っているのかもしれません。
まぁ週末には新たな事実が出てくるかもしれませんけど
それにしても文科省の次は日本外国特派員協会ですか、やはり記者クラブは読売が作ったものだけに避けるのが賢明か

ただ、吉峯弁護士ってやり手そうだねぇ

おまけの話
庶民派でも帰国の関西空港ではエルメスのバーキン みたいな論調で巨大掲示板等で変な盛り上がりしてますがPhoto

因みに画像のソースです
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111120/asi11112011580002-n1.htm

民族衣装に身を包み銀座ではヴィトンもシャネルも寄らずに立ち寄ったお店は三越とユニクロと庶民的なお二人 という報道でしたから ギャップがあるのかもしれませんが、結婚祝いに貰ったものかもしれませんし。まぁ。王妃はお若いから^^;

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月 8日 (金)

ETCの新利用法

最近自民党の選挙対策で始ったETC搭載車のみ適用の高速道路1,000円ポッキリの効果??でいつも以上に異常な混雑でしたネ私の住む周辺は田舎なので都会近郊程では無かったのですが、それでもインター付近では流石に渋滞します。
混雑の時でも、いままでならETCレーンがガラ空きでスイスイ通過出来たのに、このGWからETCレーンが超超渋滞で 逆に一般レーンがガラ空きでした。そこで、お見舞いに向っていて急いでいた事もあり(渋滞に我慢できなくて)割引より早く(渋滞から)脱出したかったので 機械からカード抜いて一般レーンで清算を済ますと、なんと!

Image526

皆さんも次回から活用してください。(進入はETCレーンを通って下さい)

おまけの話
今年のGWは母の入院中と言う事もあり文化的に過そうと家族と話し合い、本とDVD三昧でした。基本的に本は本屋大賞の中から選びました。本屋大賞とはご存知のように 最近の直木賞の選考ってどうよ  から始ったらしいですが、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」をキャッチコピーとして掲げていますので、あまり(文学に)あかるくない私には選ぶ助けになっています。日ごろの行いの良い私たちには偶然今年本屋大賞1位に輝いた 告白の湊かなえさんにサインを頂きました。本の感想(とDVDの感想)はまた機会がございましたら。因みに直木賞は悼む人でした。

Image527

| | コメント (0) | トラックバック (1)